2016年6月20日月曜日

JPUGという強い組織と世代交代について考えてみた

大前提ですがポエムです。

■前置き

僕はいつも言ってるけどITクラスタや格ゲークラスタ、なんでも良いんだけどコミュニティ(集まり)が大好きです。
特にIT系のコミュニティに育ててもらったと思ってるし、それを恩送りしていきたいと思ってます。
けど「出来る奴ほど東京に吸われる」って構図が僕の世代よりもずっと前から根強くあります。
リーダーシップを取ってた人が何らかの理由で東京に行き、コミュニティが自然消滅を繰り返してきました。
そしてそれは今も現在進行形で起きていて、僕がコミュニティ活動を始めた後も若者は東京に吸われています。
格ゲーも同じ事がここ10数年で起きてプレイヤーが減り、活気がなくなり、地方のゲーセンがどんどん潰れました。
ただIT系に関して言えばビジネスの母体が大きのでゲーセンのように数年で無くなると言うことは無いでしょう。
逆に地方創生と言われる昨今、むしろ巻き返すかもしれません。
そう考えると僕が今考えてる事が杞憂かもしれません。
また僕一人が悩んだところで何も変わらない可能性の方が高いです。
ですが座右の銘である

自分が行動したことすべては取るに足らないことかもしれない。しかし、行動したというそのことが重要なのである。

と思い、色んなactionをとっている最中です。
そんな東京一極集中問題とコミュニティの継続について強い危機感を持っています。

これからもIT勉強会(コミュニティ)は必要なのか本気出して考えてみた


■強い組織とは?

そういう危機感をずっと持って居る理由として過去にゲーセンが継続して欲しいと頑張ってた時期があります。
その時の経験として「一人で出来ることは限界がある」とまなびました。
毎月大会したりしましたが人集めるの大変だし、家族出来るとリソースは減るしどんどん一人で出来ることって無くなります。
その結果、フェードアウトしてしまったしプレイヤーとしても時間が止まってしまいました。

その経験を踏まえた上で現在は中国地方DB勉強会は多くの人を頼って運営されています。
実際に各県のスタッフの人が会場を用意してくださり、集客や準備を行ってくれます。
僕が担当してる事と言えば当日の講師の調整やJPUGの予算申請くらいで仮に僕が死んでしまっても継続の意思があれば継続していける体制になっています。
なので組織としての強さとは「個に依存しないチームとしての生産性の高さ」だと思っています。
俗に言う自立型組織であり、チームがチームとして信頼し高め合っていける組織です。
その点は中国地方DB勉強会については上手く作れたかなと思っています。

■組織の世代交代

しかし強い組織だからと言って「ずっと強いままで維持できる」わけではないなと最近感じています。
具体的な例だと日本PostgreSQLユーザ会はとても強い組織ですが今、大きなターニングポイントに立っています。
まずJPUGの現状ですが6/18に総会が行われました。

JPUG 2016 夏セミナーに参加してきました

ここでJPUGは既存の理事が3名ご退任し、関西支部を除くと2名減となりました。
また@snagaさんが理事長退任されました。
つまり、理事長も含めるとJPUGは組織として3名減です。
辞めていくことは大きな問題では無いと思います。
年齢的な事もあるし自由に選択できることです。
ただ@snagaさんという強いリーダーシップとビジョンを持った人が居なくなった事でJPUGのカラーが少し変わると思います。
でもそれは健全な組織の在るべき姿ですし世代交代の始まりでもあると思います。
しかし問題は「新たな人が入ってこない」ことです。
理事長は色々と議論された結果、高塚さんが引き継ぐ事になりました。
@snagaさんよりも若くなっていません。
高塚さんは能力の有無で言えば文句なく、十分に回せると思います。
しかし組織の世代交代としては若返りは無く、理事が新たに追加もされていません。
つまりこのまま行けば来年も同じように高塚さんが継続するでしょうし、平均年齢はカウントアップしていきます。
実は理事が交代した関西支部も同様で今、理事で20代は沖縄支部長しかいません。
これは僕は由々しき事態だと思っています。
似たようなコミュニティで言えば日本Javaユーザーグループは若い理事の任命、女性理事の拡大など見事に世代交代を行なっているように見えます。
ではこの2つの組織の違いはなんなのでしょうか?
そういったところをもっと危機感を持って見つめ直す必要があります。
それは地方コミュニティでも一緒です。
この問題に対して組織として対応していくことがJPUGが本当の意味で強い組織になるために必要なことです。

■強い組織にしていくためには何をしていくべきか?

それがわかってたら苦労しません。
ピープルウェアに書いてあることを愚直にこなして行くことが必ずしも最適解でもないでしょう。
でも少なくとも

  • 若者に興味を持ってもらうこと
  • コミュニティの楽しさを伝えていくこと
  • 自分のセルフブランディングやキャリアアップに大きなメリットがあること


などを伝えて窓口を広くする必要はあると思います。
なので私は今年は言語系のカンファレンスでRDBの人として登壇してるし、Web系の人たちに対してRDBの楽しさを伝えていきたいと思っています。
これは私が出来るアプローチであって他にもいろいろとあると思います。
例えばみかかデータなら新人社員教育のときに魅力を伝えるのもいいと思います。
僕がリスペクトしてやまない@yoku0825さんはとても素晴らしいアプローチ例です。



なのでJPUGの人は自分の出来る範囲でもうちょっと頑張っていけば面白いと思うし、若者はJPUGのドアを叩いて欲しいです。
私の調査ではJPUの理事の人の給料はWeb系の同世代のエンジニアよりも高いという調査が出ています(そーだい調べ)
つまりそれだけ外部から評価される場所であり、自分を高められる場所であることは間違いないと思います。
そこで私としてはまずslackであったり、開催されるイベントだったりMLにみんなも参加してほしいなと思います。



日本PostgreSQLユーザ会 ウェブ会員登録

また私として出来ることはJPUGの、PostgreSQLの、RDBのエバンジェリストのような事だと思っています。
ですのでお伺い出来る機会があれば全国何処でも伺います(JPUGの予算で)
例えばPythonやPHPのカンファレンスに実際に協賛したり参加したりしています。
ですので是非とも色んなイベントに声をかけていただければと思っています。


■まとめ

この記事を呼んで少しでも興味が湧いていただければ上記のslackやMLから参加し、実際にイベントに参加してもらいたいなと思います。
例えば今だとRailsやDjangoのデフォルトはPostgreSQLなのですから業務でRDBで苦しんでるWeb系エンジニアは必ずいるはずです。
またはOracle Standard Edition Oneからの移行を考えてる人もいるはずです。
そんな人達に私たちはアプローチして行きたいし是非ともコネクションを作りたいと思っています。
これを機に興味を持っていただけましたら是非ともなんらかの形でコミュニティに参加していただければと思っています。

●今年の予定されたイベント

・本部(東京)

- 開催済み

  • 2016/5/14 OSC 2016 Gunma 講演/ブース出展
  • 2016/5/24-25 de:code 2016 ブース出展

- 予定

  • 2016/xx/xx OSC 2016 Tokyo/Fall 講演/ブース出展
  • 2016/9/13-15 WebDB フォーラム 2016 ブース出展
  • 2016/12/2-3 PGconf.Asia 特別共産
  • 2017/xx/xx OSC 2016 Tokyo/Spring 講演/ブース出展

- 定期



・北海道支部

- 開催済み



- 定期

  • 支部勉強会開催


・東北支部

- 予定

  • 支部セミナー


・新潟支部

- 予定



・名古屋支部

- 開催済み



・関西支部

- 開催済み



- 予定



・四国支部

- 予定




・中国支部

- 予定



- 予定



・九州支部

- 開催済み

  • 2016年4月9日 支部勉強会を開催


- 予定

  • 2016/xx/xx オープンソースカンファレンス2016 Fukuoka 講演/ブース出展
  • 定例会を3回程度開催


・沖縄支部

- 予定

  • 2016/06/25 ハッカーズチャンプルー 2016 カンファレンス 参加
  • 2016/07/02 オープンソースカンファレンス 2016 Okinawa 講演/ブース出展


私は理事云々や世代交代云々はまずはコミュニティ全体の若返りと多様性の保持をしたその後に付いて来ることだと思っています。
もし最寄りのイベントがない場合は是非企画を持ちかけてください。
絶対喜んで開催してくれます!!!
ということで皆様のご参加、お待ちしてます!!


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