2014年4月30日水曜日

第三回 中国地方DB勉強会を開いてきた

第二回から少し間が空きましたが第三回を開催しました。
今回もJPUG主催で行いましたがDBの種類関係なくハンズオンを行いました。
詳細は次のとおりです。

■中国地方DB勉強会のポータルサイト

GitHub上に作ってます。

中国地方DB勉強会

■第三回のコンテンツ内容

第三回中国地方DB勉強会申し込みサイト

■メーリングリスト

次回の告知についてはMLを使います。
興味がある方はチェックしてみてください。
講師の資料についてはポータルサイトのまとめに添付されています。

Googleグループ

dbstudychugoku@googlegroups.com

■動画とtwitterのまとめ

今回は諸事情によりありません。

■第三回のアンケート募集中

当日に参加やUst拝見された方は下記のアンケートに答えてくださると嬉しいです。
次回のコンテンツや今後の運営に活用させて頂きます。

アンケートはこちら
※匿名アンケートです


と以上のとおりです。

今回は久々に登壇しました。




資料としては非常にシンプルです。
実際の設定や詳細を知りたい人は

  「Linux HA PostgreSQL」

とかで検索すると幸せになれると思います。
Linux-HA Japan様が本当に詳しく情報提供してくれてます。
pgpool2については公式の日本語ドキュメントがあります。
また作者の石井さんには色々と助けていただきありがとうございました。

そして開催した感想ですが今回は初めてハンズオンに挑戦しました。
内容は会員向けファイルダウンローダーサイトのDB設計です。
すっごいざっくりとした仕様と僕が作ったWebのモックを元に皆さんに設計していただきました。
DB設計に慣れてる方が多く、結果は綺麗な正規化ばかりでした。
なのでマサカリの投げ合いになることはありませんでしたね(残念
その中でも印象に残ったのは

  • ファイルのバイナリをDBに保存するチームは居なかった
  • DBユーザをロールで複数作るチームも居なかった
  • ハンガリアン記法(m_userとか)も居なかった
ことですかね。
僕は例では3つともした(だってViewとか作る時にv_hogeとかしたいじゃん!)ので僕の実装例の時に集中マサカリを受けました(震え声。
そりゃ血塗れになったので覚えてるって話です(涙目
他にも

  • みんな外部制約キーを設定してた
  • DB固有の機能はほぼ使われてなかった
  • 極端な設計(IDリクワイアドとか)もなかった

といった感じでした。
これは参加者が純粋にレベルが高かったと言う印象です。
逆に言うとホントは来て欲しいDB初心者にはまだ参加のハードルが高いのかなとも思います。
初心者の参加については次の回の課題ですね。
またバリバリのRails使いが居たりすると結果は違ったかもしれません。

このハンズオンとは別に話題に上がったのは

  • column順番拘るか
  • updated_atやcreated_atは必要か
  • 削除の扱いについて
  • 外部制約かけるとER図をリバース・エンジニアリングする時に楽

というのがありました。
この変は実装の文化の違いなどもあるでしょうから他の人にも聞いてみたいところですね。

といった感じで非常に濃い内容の勉強会でした。
特にハンズオンをきっかけに色んな人の文化や考え方に触れられたのは勉強になりました。
意見交換自体は毎回やるようにしたいと思います。
個人的にはDDLの管理(DBマイグレーション?)はみんなどうしてるのか知りたいですね。


以上が第三回のことですが第四回は次のとおりに考えてます。

○第四回 中国地方DB勉強会 in 岡山

■開催概要
日時:2014年7月13日か21日(予定)
会場:岡山駅周辺を検討中
内容:PostgreSQLとMySQLの実行計画の使い方とチューニングについて

をやろうと思います。
講師については調整中なのでどこまで細かいところまでフォロー出来るかはわかりません。
ですが初心者の方こそ参加して欲しい内容になっております。
また勉強会の最後に意見交換の時間を用意します。
ここで日頃の疑問や困ってることをぶつけていただけたらと思います。

詳細が決まりましたら随時MLで告知していきます。
ご興味がある方はMLに参加をよろしくお願いします。
また申し込みサイトはDoorKeeperを利用予定です。
そちらのコミュニティも合わせてご活用ください。

といった感じで次は7月です。
久々の岡山ですが既に楽しみな内容にワクワクしてます!
また次回もどうぞよろしくお願いします。

2014年4月20日日曜日

ソニックガーデンのオフィスに突撃してみた

納品のない受託開発で有名なソニックガーデンに遊びに行ってきました。

ソニックガーデン


ソニックガーデンに行った目的はただ一つ、そう!倉貫さんに会うためです!!

倉貫さんのブログ


倉貫さんと言えばやっぱりアジャイル!!
そしてソニックガーデンと言えば冒頭でも触れた納品のない受託開発ですよね。
そこで聞いて感じたところをまとめてみました。

■納品のない受託開発についてそーだい的な考察

1. ターゲット

スタートアップみたいな変化の多いサービスを作りたい人に向いてます。
さらに言うとサービス作りたくて技術以外にフォーカスしてる人が合うと思います。
何故ならば技術の部分はソニックガーデンが全て請け負ってくれるからです。

だから「より良いサービス作り」に集中出来る←←←

これって非常に大切なことですよね。
逆に「業務系のような一回作ったら終わり」なシステムには向いてないと感じました。

2. 対象期間

これは「サービスが終わるまで」です。
最後まで付き合う=手抜きをせずちゃんと付き合うってことです。
なので対応するエンジニアのスキルは勿論のこと折衝力とかマーケティングとか技術以外の部分の負担も大きいですね。

3. 関わるエンジニアからみたメリット

これはホント色々あるのですが「自分の時間を作れる」ことが最大のメリットと思います。。
納期が無いので自分で作業時間をマネージメント出来ます。
なので上手くプロジェクトが回れば自分の時間が沢山作れます。
その時間で書籍を書くもよし、OSSに貢献するもよし、自分のサービスを作るもよし。
まるでGoogleの80%ルールみたいですよね。
でもこれってエンジニアのモチベーション維持には非常に大切です。
納品のない受託開発のビジネスモデルって長い目で見てるから社員の定着率も大事です。
そう考えるとモチベーション維持はとても大事なテーマだと思うのですがそれが綺麗に吸収されてると感じましたね。



ざっとですがこんな感じです。
話を聞けば聞くほど面白かったですね!
しかも自社サービスの話も伺いましたがこれがまた面白い!!
でもこれは企業秘密な所も多いと思うので興味がある方は直接聞いて見るのがいいと思います。
中国地方近隣ではオープンセミナー岡山に登壇されます。
セミナーや懇親会で是非アタックしてみてください!!

オープンセミナー岡山 申し込み

オープンセミナー岡山 懇親会申し込み


そしてエンジニアの人で納品のない受託開発に興味がある人はギルドと言う選択肢があります。
これは要はソニックガーデンのやり方を教えてもらいながら仕事を請け負う形です。
上記以外にもキャッシュ・フローが安定するなど色んなメリットがあります。
ただし一緒にやる仲間になる以上、ソニックガーデンの水準に達する必要があります。
その水準は低くなく、誰でも簡単になれるものではないなぁと感じました。
ただ今、その水準になっている必要はなく「将来的にそのレベルに達する見通しがある」ならチャンスだと思います。
興味がある方は下記のリンクを参考にしてみてください。

ソニックガーデンギルド


ということでソニックガーデン。
色々言われるIT業界のビジネスモデルにおいて非常に参考になる例の一つだと思いました。
また渋谷に行った際は是非ともお話を聞かせていただきたいですね!!

2014年4月19日土曜日

クレオフーガにお邪魔してきました

今、岡山のベンチャー企業でノリに乗ってるクレオフーガに遊びに行ってきました!

今、岡山のITベンチャーが熱い

クレオフーガは音楽コンテストコミュニティ クレオフーガを運営する会社です。
詳しくは最近リプレースしたコーポレートサイトを見てください。




クレオフーガは東京と岡山にオフィスがあるのですが今回は東京にお邪魔してきました。
その目的はこの人、西尾さんに会うためです!!
僕の個人的な友人であるハーレムさんや真央ちゃんがいる会社なので「非常に楽しそうな会社だなぁ」って印象だったのですが「じゃあトップはどう考えてるのよ?」ってのが今回お会いしようと思ったきっかけ。
で実際にあってどうだったかと言うと
  • 社員がベストパフォーマンスを出せるように色んな配慮をしてる
  • 自社サービスを育てることに対して非常に論理的
  • 音楽に対する想いがアツい

特に自社サービスの話は聞いててためになりましたね。
ドックフーディングも「自分が音楽大好き!」って視点なので本当にサービスに対する目線がユーザ目線なんですよね。
また楽曲を提供してるユーザとご飯を食べに行ったり、ボタンの配置一つも試行錯誤してて

売れるサービスには売れる理由がある


って当たり前のことを凄く感じましたね。
ただ今後の課題としてはマーケティングとデータアナリストが不足してるみたいです。
そういうのが得意で音楽が大好きな人はクレオフーガの門を叩いてみるといいかもしれません。


そしてそんなクレオフーガさんが協賛してるイベントが来月あります。

オープンセミナー岡山


去年は西尾さんが登壇してました。
今年はクレオフーガのメンバーである逸見さんが実行委員長です。
興味がある人はイベントや懇親会に顔を出してみるのもいいんじゃないでしょうか。

ということでクレオフーガ、勢いに納得の内容でした!!