2012年10月30日火曜日

公務員時代が懐かしくなって振り返ってみた

28歳最初のエントリー。
本当はみんなありがとうって書こうと思ってたんだけどやっぱやめました。
色々考えた結果、祝ってくれた人や特にプレゼントを送ってくれた人は

「上辺だけの言葉」
(FBとかmixiのおめでとうコメントとかを否定するわけじゃなくてそれは凄く嬉しかったのです)

を求めてるわけじゃないよなと思いまして。
具体的言うと僕は時間やお金を投資して頂いて祝ってもらったわけですからやっぱ成果と言うか恩返しをしないと。
つまりスピーカーとしてのアウトプットの品質向上やサービスの提供だったりムードメーカーだったり。
そういうwinwinな関係を目指して頑張ることが自分の出来ることだと思ったのでこの1年も精進していきたいと思います。


でこれだけだと寂しいのでこの10年を振り返ってみようかと思うとアレやコレや思うところがあってまとめれませんでした。
そんな中下記の増田をTwitterで見かけて思うところがあったのでそれを。



公務員だけど後輩が辞めたんだけどなんかいろいろ考えた。


是非、社会人として現状に不満がある人は読んでほしいです。
自分ならどうするか...と。
簡単にいうと、

・現状に不満があるけど改善が不可能で絶望して、割り切ろうとしたけど我慢できずに辞めた後輩
・同じく不満があるけど諦めて、受け入れてその中で折り合いを付けながら働いてる先輩

のお話。
解釈違うわボケェってツッコミは随時お待ちしておりますw
で僕は高卒後、1年明けて警察官を5年半ぐらい勤めたので近い環境の体験者としてすっごい共感出来ました。
どちら側かと言えば両方に。

ここに書いてあることは悲しいけど結構マジな話で地方公務員の一部は民間のブラック会社に負けてないと思います。
僕の10代は厨二病拗らせて腐ったミカンなヤツだったので新人公務員の頃はそんな環境によく絶望してました。
蛇足ですがここの絶望したってのは何もかもが嫌になって真っ暗になるというよりも自分の世界の外の全てが眩しくて自分が無価値見えるというか存在意義が見えなくなってました。
そもそも学生時代は曖昧な評価で結果だけでは認められない環境が嫌で逃げ出したクズがこんなガチガチな日本人な職場に合うわけもなく。
最初の2~3年はホント絶望してて3秒に一回は辞めたいって思ってました。
そんな感情では当然ストレスも凄く、体調崩したりお肌が荒れたり。
今思えば鬱だったんじゃねーかなと思うこともありました。
それでも当時は前述のとおり、生きるには働かなきゃいけない現実と周囲の「公務員なんて羨ましい」という目に縛られて転職も考えれず八方塞がりでした。
というか就活とかしたことないから転職とかどうすればいいのかわかんなかったんですよ当時。
そうなるとまぁこの後輩みたいになるわけです。
ただまぁ僕の場合、能力が伴ってなかったのでやることやれて無かったですがw
そうなったときに周囲は「自分に火の粉が掛るんじゃないかと不安になって相談に乗ってくれる」のですがそんな人に本音なんて話せるわけもなく。
そのうち折り合いをつけていくのでしょうけど厨二病の僕は何一つ変わりませんでした。

そんな自分が先輩のように折り合いをつけるきっかけは「職場のメンバーの変化」でした。
それまで退職前のロートルに囲まれ、勉強と名の下に雑務を投げられ、仕事になんの意義も見出せていなかった状態。
そこから

出来る係長と出来る先輩と出来る同時拝命(同期の大卒)の平均20代中盤くらいのチーム

というまぁ今思っても奇跡みたいなことになったわけです。
この時の経験は今では本当に宝物で

・モチベーションの高いチームに入ると自然と自分も引っ張られてモチベーションが上がる
・高いスキルの人と仕事をすることがもっとも成長への近道
・成長を実感出来ると仕事は楽しい
※結果が出て認められる(褒められる)ってすっごい大事
・仕事が楽しいと(成功体験を得ると)余暇の使い方が変わる

この辺のことを身を持って体感しました。
特に自分の成長する方法と成果の出し方がわかってくると自然と向上心が湧いてきて良いリズムが生まれます。
こんな奇跡体験がなかったら今も腐ったみかんですw
ではなぜそんな楽しい仕事を辞めたのかと言われると警察と言う組織は半年単位で良くも悪くチームが変わります。
紹介したブログにもあります通り「出来る人はより重要なポストに引き込まれる」わけでお世話になった人たちは全て異動。
また振り出しに戻るわけです。
(まぁ本来はその姿が大半なので当たり前と言えば当たり前なのですが)
ただ前回と違うのは絶望から抜けだした状態なので折り合いを付けながら仕事をこなせるようになってたことです。
しかしながらそこから異動もしたりしながら過ごすと

「少しずつ周囲の低いモチベーションに引っ張られてる自分」

に気づいてきました。
モチベーションとか人間性って周囲の人に引っ張られてお互いに影響し合うんですよ。
そう感じた頃は嫁が居て子供が居る23歳だったわけですが折り合いをつけて働くことに慣れてしまうと今度はそこから出るリスクが目についてしまいます。
新卒1年目の周囲の声を聴くとここの先輩が言うとおり、大手と公務員に大きな差は感じませんでした。
こうなると辞めない理由なんていくらでも見えてきて、この先輩と同様に周囲で辞めていく人を見る度に自問自答をしながら自分を納得させる日々でした。
それでも嫁が背中を押してくれたり、色んなきっかけの末退職したのがリーマン・ショックの1週間前。
あのハローワークの光景はホントに地獄絵図でしたよw

と閑話休題。
話が長くなりましたが

後輩ちゃんは外資系か規模の小さい職場で権限を持たせて貰えるなら仕事が楽しめる

んじゃないかなと思います。
自分は英語力が0なんで外資系は無理なんですが色々仕事した末、今は20人くらいの規模の会社で楽しくやってます。
挑戦したり、変化を伴うことは会社であれば少なからず抵抗があり、規模が大きくなればなるほどハードルは上がります。
逆に規模が小さければチャンスは多いですが収入だったり労働時間だったりの波は大きくなると思います。
その辺のバランスを自分のスキルだったりライフプランだったりと照らし合わして取っていくしかないのかなぁと。
それぞれの良し悪しがあるので自分を振り返ってみて「自分の居場所がここじゃない」って思ったなら転職に動き出した方がいいかなと思います。
仕事が人生の全てじゃないんだけど折角長い時間を仕事に費やすんだから楽しい場所を求めてもいいんじゃないかなと思います。

通勤時間で書いたのでまとまってないけどこのへんでノシ

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