「@soudai1025、仕事辞めるってよ。」から2年と4ヶ月。
気がつけば早いもので株式会社 まほろば工房に来てそれだけの時間が過ぎました。
publicな場所で自分の職場を堂々と言える会社ってのは初めだったので今思うと良い転職だったなぁと思います。
そんなわけで感慨深いものがあるのでちょっと想い出語りします。
まほろばの想うところはいっぱいあるけど個人的に一番好きなのは
コミュニティ活動に対して積極的な支援があること
ですね。
僕はコミュニティが大好きだし、コミュニティに育ててもらったと思ってます。
そのコミュニティに対して会社が理解ある&支援があるってはもう仕事中にビール飲めるみたいな感覚です。
(ちなみに弊社は実際に仕事中にビール飲んでも問題無いです)
エンジニアの会社って言う会社はいっぱいあるとと思うけどまほろば工房は本当にエンジニアの会社です。
社長自体もJANOGの元会長だしNetWorkコミュニティのすごい人もいっぱいいます。
なので必然的にコミュニティ活動は重要な活動として支援してくれます。
有給申請、弊社で有給申請の理由に「JANOGに行きます」って書いたら社長に「勉強するんだから仕事として会社の金で行け!」って言われて申請却下された人ならいる。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2014, 3月 12
このツイートとか社風をよく表していて例えばCROSS 2015は会社に交通費と宿泊費を出して貰いました。
ただ会社で行く場合は建前上、報告書とか必要です。
これは社長の方針として上手くネゴすることもスキルの一つと言うことかららしいです。
ちなみに出張報告書と言っても経費精算みたいなもんです。
JPUGの予算稟議の方が数倍厳しいです(それでも普通の会社の稟議より超緩いですが)
なので平日の勉強会参加は勿論、気軽に遠方の勉強会参加が出来るようになったのは本当に嬉しかったです。
更に凄い所は自分が「イベントやりたいけど金無いんで協賛オナシャス」に即答でスポンサーしてくれたこと。
実際に
の2回協賛してもらいました。
特に合同DB勉強会は
ドタキャン率5割!!圧倒的な関東の洗礼!!!!! #ChugokuDB
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 6月 26
@takesi_yosimura 会社から協賛費ひっぱって来てなかったら&ビアバッシュじゃなかったら完全に死んでましたw
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 6月 26
って事があったので本当にスポンサーしてもらってよかったと感謝しています。
コミュニティ活動をしたい、楽しみたいって人にとっては最高の環境だと思います。
あと好きなのは
裏福利厚生が充実してること
これは転職サイトとか会社ホームページからではわかんないですよね。
実際には
弊社の隠れ福利厚生ですが
・Twitter自由
・OSS活動自由
・月に一回、焼き肉または寿司が支給
・勉強会参加の交通費会社負担
・新潟に行くとENOGの人に接待してもらえる
・地方だけどIT健保
・出勤時間や休憩は完全に自由
・会社の隣が広島風お好み焼き
などです。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 9月 11
弊社の隠れ福利厚生その2
・Software Designが定期購読
・好きな本は希望すれば定期購読や購入可
・雑誌の連載などの副業可
・有給はホントに自由に取得
・緊急時などリモート勤務可
・無限コーヒー完備(ネスカフェ バリスタだけど)
・開発環境自由
などです。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 9月 11
があります。
まぁでもエンジニアとしてやっぱ知りたいところは開発環境ですかね。
エンジニアが知りたいであろう開発環境ですがプロジェクト担当者の裁量で選べます。
僕の担当はPHPを使うことが多いですし、他のプロジェクトではRubyを使ったりもしてます。
DBは僕に一任されてるのでPostgreSQLが多いです。
Vim、Emacs、IDEは自由です。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 9月 11
基本的に自由です。
Windowが多いですけどMac使ってる人もいます。
あと自分のノートPC持ち込んだりも出来ます。
実際に僕はキーボード(Realforce)やマウス(ロジクール)やモニタ(MITSUBISHI)を持ち込んでます。
そもそも会社でAmazon受け取りOKなので本などは会社に着くようにしてたりします。
ちなみに実際に使うことが多いのは
- Linux(CentOSもUbuntuもあります)
- PostgreSQL(僕の権限によりPGですがMySQLもあります)
- PHP(フレームワークはFuelPHP使ってます)
- ヤマハルータ(あとVyOS)
- VM Wear(KVMとXenはちょろっとある)
- Git(VCSはgitbucket)
ってな感じです。
僕はアプリケーションより下のレイヤーはまほろばに入って本当に鍛えられたと思います。
Linuxの基礎的な知識やカーネル周りの挙動は詳しい人が多いので勉強になります。
最近だとコンテナ化もやったりしました。
勿論デメリットもあります。
弊社のデメリット
・裁量労働、年棒制なので残業代は出ない(そもそも残業しないで)
・仕事レベルが高すぎて「え?」ってなる案件が稀によくある
・ダイエットしたいのに餌付けされて太る
・福山の物価が安いので給料低く見える
・Python派は俺だけ
・篠崎愛はいない
なところ。
— そーだい@初代ALF (@soudai1025) 2015, 9月 11
そうです、残念ながら篠崎愛はいないんです(´;ω;`)ブワッ
まぁ冗談はこれぐらいにして技術者として学ぶことが多い職場だと思います。
僕はちょいちょい社内ツールや会社ページのリプレースなんかで新しい技術を導入しました。
そういう技術選定権限の自由さは前職にはなかったので上から下まで学べたなと思います。
ということでエンジニアとして学ぶには良い会社だったと胸を張って言える会社です。
あと社会人、まほろばのチームの一員として。
僕はチーム最年少です。
入社時は20代でしたが今は30なので会社に20代がいません。
これはまほろばの課題だと思ってます。
僕が退社後、数名入社予定ですがみんな30代です。
技術要求度とかスキルマップ的に年齢層があがります。
そこはわかるのですが世代交代や技術継承も考えていかなきゃいけない課題です。
まだまだ暗中模索してる感の強いところなので今後パワフルな若手とか入ると期待してます。
メンバーの一員としてみたらみんな優しくて風通し良い会社です。
直属の上司は女性だったのですが本当に良くしていただいたと思います。
私の悪い癖で時々感情的に批判的な言動をする時があります。
そういう時も冷静に諭していただいて大人の対応とは何かを学ばせていただきました。
こういう精神的な成長がこの2年間で一番多かった気がします。
若い人が多いチームはそれはそれで面白いです。
ですが社会人として先輩から学ぶこともまだまだ多いなと感じました。
勿論、若い人から学ぶ事も沢山あります。
ですので「他者から学ぶ事に年齢は関係ない」です。
ですが孔子も論語で言ってますが年齢によって変わる思想もあると思います。
そういった人間的な意味でもまほろば工房は良いチームだなと思います。
ということで振り返った結果、本当に良い会社だったなぁの一言に尽きます。
ちなみに今後は一応方針は決まっています。
ですがまだ未定な所も多いのでしばらくは多分フリーでダラダラしてます。
元々昼は自宅で食べてたし家でもコードは書けるので生活環境は大きく変わりません。
なので暫くはTwitterに居るのは変わらないとは思いますw
でもこうやって会社でブログを更新することもなくなりますね...
(今思えばこのブログの大半は会社で更新されてるわけですが)
と最後は少しセンチメンタルな感じになりましたが今後もまほろば工房をよろしくお願いします。
ということで取り敢えず干し芋置いときます。
私は真に驚くべき欲しい物を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる
0 件のコメント:
コメントを投稿